珈琲の豆知識
■ いつから! | ■ 品種は! | ■ 効用はあるの! | ■ コーヒーの好きな作曲家!
■ 珈琲の品種
珈琲の品種は40種類あるといわれていますが、実用的なものはアラビカ、ロブスタ、リベリカの3種です。 アラビカ種は味と香りがすぐれているので最も多く栽培され、珈琲生産の7割を占めています。 ロブスタ種はアラビカ種にくらべ品質が劣るので、ブレンド用やインスタントコーヒー、缶コーヒーに使われています。 リベリカ種は日本に輸入されていないようです。
■ 珈琲の銘柄と生産国
珈琲豆の栽培は、赤道をはさんで南北に25度、これを珈琲ベルト地帯と呼び, そこには様々な銘柄があり、それぞれに個性的な味を放っています。 珈琲豆とその生産国、そしてそれぞれの味わいがあります。
南米 ☆ブラジル・・・(サントス)サントスはブラジルコーヒーの中で最高級の 豆で、苦味と酸味のバランスが良く、ストレートでも飲まれるが、ブレンドのベースとして良く使われる。 ☆コロンビア・・・(メデリン)コロンビア・マイルドといわれるマイルド・コーヒーの代表格。主要銘柄はメデリンで、コロンビア豆の最高級品で重厚味と豊かなコクが特徴。 ☆ベネズエラ・・・(カラカス)軽い酸味と適度の香りがある。やや独特の苦味が特徴。 ☆ペルー・・・(チャンチャマヨイヨ)やや大粒の豆で、軽い酸味・苦味がある。ブレンド用に向いている。
中米 ☆メキシコ・・・(コアテペック)酸味、香りとも適度で上品な味わいがある。 ☆グァテマラ・・・(グァテマラ)高産地のものは芳醇な香りと良質の酸味がある。ブレンド用として最適。 ☆コスタリカ・・・(コスタリカ)適度の酸味と柔らかさに特徴があり、芳醇な香りがありブレンド用として使われることが多い。 ☆エルサルバドル・・・(エルサルバドル)コクと酸味に富み、まろやかな味わいがある。
西インド諸島 ☆キューバ・・・(サンチャゴ)ストレートよりもブレンドむき。 ☆ジャマイカ・・・(ブルーマウンテン)香りが高く、甘味、酸味苦味の三要素がみごとに調和した最高級品。もちろんストレートで味わう筆頭であり、世界でもっとも高値で取引される。 ☆ドミニカ・・・(パラオナ)甘みとこくがあり、ブレンド用として最適。
アラビア・アフリカ ☆イエメン・・・(モカ・マタリ)なめらかなコクと芳醇な香りをもつ優秀品種でコーヒーの女王といわれる。 ☆エチオピア・・・(ハラー・モカ)独特の香りと酸味とコクを持つ。 ☆タンザニア・・・(キリマンジャロ)甘い香りと優雅な風味を持ち、口に含むとほどよい酸味が広がる。
アジア・オセアニア ☆インドネシア・・・(マンデリン・ジャワロブスタ・トアルコトラジャ)マンデリンは、ブルーマウンテンが市場出るまで世界一と評価されていたようで、なめらかなコクと芳醇な香りを持ち優秀品種である。ジャワロブスタは主としてブレンド用やインスタントコーヒーとして使われている。 トアルコトラジャは豊かな香りと甘み、適度の苦味を持つ。 ☆ハワイ・・・(ハワイ・コナ)強い酸味と独特の甘みがある個性的な味わいがある。