時のことのは




【時 間】  【 朝 】  【 昼 】  【 夕 】

■ 昼の章 

季語 1   昼下がりひるさがり

正午を少し過ぎた昼下がりという言葉には、どこかけだるい雰囲気がただよいます。
昼過ぎには、古くなったり盛りを過ぎた意味もあります。


季語 2   炎昼えんちゅう

たいへん暑い夏の昼間のことです。
天項の強い太陽の光は、ときに人の精神に強い影響をおよぼします。


季語 3   白昼夢はくちゅうむ

昼間見る夢のこと。
夢のような空想を白昼夢ともいう。


季語 4   昼行灯ひるあんどn

昼間についている行灯のように、うすぼんやりして役に立たない人をいう。
昼でたお化けや、昼でたコウモリは場違いなもののたといでもある。


季語 5   昼鳶ひるとんび

「鳶に油揚げをさらわれる」という表現があるように、人里近くにすむトビは、魚などをかすめとる事ある。