映画タイトル 「逢い引き」
ラフマニノフが生み出したこの曲は、後に多くの映画のシーンに用いられ、クラシックの枠を越えた人気を獲得している。
1945年、デヴィッド・リーン監督、主演、シリア・ジョンソン、トレヴァー・ハワードのイギリス映画「逢いびき」では、「ピアノ協奏曲第2番」第2楽章のメロディが、許されない関係にある男女の胸の内の切なさを強調していた。
1955年の映画の名作「七年目の浮気」では主人公の男性が美女役のマリリン・モンローに気に入られるため、この曲の第1楽章をレコードで聞かせる。
1950年のアメリカ映画「旅愁」では、主人公の女性ピアニストがリサイタルのシーンでオーケストラをバックに第3楽章を演奏していた。