オオヒシクイの保護を、稲敷雁の郷友の会が主体になり、活動を進めています。
旧江戸崎町とその近隣に住む人たちが、オオヒシクイとの共存を自らの地域の問題としてとらえ、「住民の、住民による、住民とオオヒシクイ等の渡り鳥のための活動」を行うことを主眼に2002年に発足した民間の団体です。
越冬期間中は日の出から日没まで、オオヒシクイ保護に必要な観察記録や現況調査を行い、行政や地域と連携し具体的な保護施策を実施しています
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また観察小屋を拠点に、学校団体の自然環境学習の講師、観察会や見学者の案内、出前授業の講師やイベントに参加しオオヒシクイ保護への普及啓発活動を行っています。
オオヒシクイの1日にわたる行動を記録
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ここを訪れるウォッチャーへの対応
オオヒシクイに関する質問に答えたり、観察小屋ではこれまでの記録等に基づいて、分かりやすく説明してくれます。
まず、観察小屋に立ち寄って、オオヒシクイの知識や近況を得てからですと、観察も一段と楽しく深まります。
稲波干拓とその周辺の見守り
オオヒシクイはとても警戒心が強く、時には心無いウォッチャーやカメラマンに驚かされたり、犬に追われたり、危険を感じることもあります。
安心して暮らせる環境を維持するため、観察に訪れた方々や地域の皆さんに協力をお願いしています。
江戸崎中学校の理科研究
バックアップ機関及び協力団体等
地元地域住民の皆さん
稲敷市・茨城県・国の行政機関・
江戸崎入土地改良区
雁の里親の会・日本鳥類保護連盟・公益財団法人山階鳥類研究所・公益財団法人日本野鳥の会
越冬中の稲波干拓地上空域飛行禁止申し合わせ機関
防衛省訓練飛行・県警ヘリ飛行・報道機関取材飛行・近隣飛行場からの飛行
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