2017年シーズンの
   活動状況リポート




 会が行っている啓発活動記録





● 龍ケ崎短歌会 (2018.1.29)

短歌

飛翔する確率が高い時間帯に合わせて観察小屋を訪れました。しかし、日々の行動は予想がつかづ、この日は残念ながら飛び出すことはありませんでした。
比較的早朝に飛翔が多いと説明したところ、再度早朝の7時頃の観察を検討してみたいという方もいました。


● 国外から探鳥会 (2018.1.14)

海外

流暢な日本語を話すガイドさんに付き添われた、アメリカ、カナダ、スエーデンの方々が観察小屋を訪れ、 通訳を介して、会員の説明に耳を傾けてくれました。
オオヒシクイは飛去していたため観察はできませんでしたが、干拓内や小野川に日本でしか見ることのできない野鳥を見つけては楽しんでいました。

● 我孫子野鳥を守る会 (2018.1.8)

ドコトレ

野鳥を守る会のみなさんが数代の車に分乗して観察小屋に到着したころのオオヒシクイの群れが観察小屋から100m以内の距離に滞留し、舗装農道に並んで休息中でした。あまりの近さにみなさん驚かれたた様子でした。
スコープやカメラを向け、じっくり観察していました。
オオヒシクイの他に小野川の数千羽に及ぶオナガカモの群れに興味をもたれた様子でした。


● 稲敷市立古渡小学校3・4年生オオヒシクイ観察会 (2017.12.11)

オオヒシクイの滞留場所が生活道路に近かったため、観察会の時刻までに飛去してしまうのではと心配したが、通過していく車両や散歩の人たちに警戒することもなく彩食と休息を繰り返していた。小野川で過ごすオナガガモ数千羽は、観察会が始まる前にレジャーボートの通過で100羽あまりを残して飛去してしまった。越冬生活について説明やどの用紙過ごしているかVDOを見たり、スコープ等で餌を食べる姿を見ました。観察会が終了するまでの宿題に、観察小屋周辺で見ることが出来る野鳥10種類を答えてもらうことにしました。生徒たちは観察小屋の展示写真を見たり会員に聞いたりしながら全員が10種類以上の野鳥の名を答えてくれました。
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● 稲敷市立桜川中学校1年生オオヒシクイ観察会 (2017.12.8)

生徒を乗せたバスが到着する寸前、北方向を横切るヘリコプターの通過で、オオヒシクイが警戒して飛去してしまうのではと心配したがその場に留まった。
観察の手順等を説明している最中に、通過したヘリコプターが干拓に接近し引き返して来るのに警戒し飛び出してしまった。干拓地上空をしばらく飛翔を続けたが、飛去には至らず元の場所近くに降りた。
これまで小中学校の観察授業の中で、オオヒシクイが飛翔している光景を見ることが出来なかった。自然な飛び出しではなかったが、群れで鳴きながら飛翔する姿は、オオヒシクイの印象を深く記憶にとどめたようです。
観察会終了後に発表した生徒さんたちから、大切に守っていかなければの感想にも現れていました。
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● 美浦村自然観察会 (2017.12.6)

美浦

美浦村自然観察会は毎年行われています。
自然観察のスケジュールには必ず稲波干拓のオオヒシクイ観察が盛り込まれています。
今シーズンも20数名のみなさんが午後の予定時間に観察小屋に到着しました。しかし残念ながら肝心のオオヒシクイの群れは外圧のため避難飛去した後でした。オオヒシクイを観察することは出来ませんでしたが、他の珍しい野鳥(タゲリや猛禽類)の飛翔を楽しんでいました。


● 稲敷市立江戸崎小学校3年生オオヒシクイ観察会 (2017.11.20)

越冬数がまだ16羽でしたが、前日まで滞留してい観察小屋から600mから、当日の早朝に150m程に移動してくれました。 動き回らないことや静かに観察することを約束し、堤防上からの観察班と稲波干拓で越冬する様子の映像を見る班に分かれ、会員が案内し説明をしました。
熱心にメモを取ったり矢継ぎ早の質問に時間が足りなくなり、質問のすべてを取りまとめて文書で答えることにしました。
肉眼で見える距離で過ごしているオオヒシクイの様子が観察が出来たと大変満足して学校に戻って行きました。

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● ドコトレサークル(ウオーキングの会) (2017.11.22)

ドコトレ

ウオーキングを愉しむみなさんが観察小屋に立ち寄りました。
オオヒシクイを見るのは始めての方が多く、観察小屋の写真や雁にまつわる言葉の展示を興味深く見てました。
警戒心が強いので、滞留場所近くを歩行するときは静かに立ち止まらずに進んで下さいのお願いに、は〜いと元気に答えてくださいました。 とてもなごやかなウオーキングの皆さんでした。



● ジャパンバードフィステバル  (2017.11.4〜5)

オオヒシクイの観察記録や写真、10コマのイラストで解説したオオヒシクイの1年間、活動模様等を展示し、オオヒシクイの様子や会の活動を紹介しました。
2日とも天気が良くて出足が早く、大勢の皆さんが展示ブースに足を運んでいただきました。
越冬地周辺の農家が栽培する霞ヶ浦レンコンと草花の提供があり、これを参加賞にしたオオヒシクイクイズは大好評でした。出題の答えは展示物を見れば分かる簡単なもので、楽しみながらオオヒシクイの知識を持ってもらうことができ、子供からシルバー年代までの幅広い参加者で盛り上がることができました。

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● 稲敷市文化祭  (2017.11.3〜5)

ドコトレ

オオヒシクイの写真や稲波干拓地で観察できる野鳥(猛禽類)の写真、観察記録、稲敷市内各地の八景にある落雁の名所地等を紹介しました。